2014年6月20日金曜日

二人の息子への父の愛し方『レインマン』(1989年)。

久しぶりに観ると時代を感じる映画ですね~。 初めて観たときは兄弟は兄弟、と感動しましたが、大人になってから観ると、姿がない、二人の父親の愛をしんみりと感じました。父は父として二人の息子を愛し、守ろうとしたのだ、と。





 一度目は兄弟の愛、そして、今回は父の愛に涙した映画でした。トム・クルーズはどこまでいってもトム・クルーズという演技であり、そういう意味ではダスティン・ホフマンもいかにもダスティン・ホフマンという演技でしたね!



『レインマン』概要。
高級外車ディーラーのチャーリーは、絶縁状態にあった父の訃報を聞き、遺産目当てに帰省する。ところが、遺産の300万ドルは全て匿名の人物に相続されることとなっていた。その人物が、今まで存在すら知らなかった自閉症の兄レイモンドであると知った彼は、兄を病院から連れ出してロスへと向かうが……。アカデミー賞主要4部門(作品・監督・脚本・主演男優賞)他、多数の映画賞に輝いた、バリー・レビンソン監督による感動作。
監督 バリー・レビンソン
原題 Rain Man
製作年 1989年
制作国 アメリカ
キャスト  ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ、ジェラルド・R・モーレン、ルシンダ・ジェニー、バレリア・ゴリノ



『レインマン』感想。

正直なところ、この映画、好きか嫌いかで言うとちょっと微妙な感じです。

特にトム・クルーズ演じたチャーリーはなんだかな感がなきにしもあらず。また、彼の演技がいつものトム・クルーズだったこともなんだかな、感が。

それを補ってあまりあるのが物語の進行と同時に少しずつ紐解かれていく過去、そして、名優ダスティン・ホフマンの一切のブレのない、よどみない演技。 生まれゆく兄弟の絆。

「チャーリーと施設で暮らす」

それがレイモンドの偽りない望みなのだろう。愛する弟チャーリーと安全な慣れ親しんだ施設で暮らすことが。そし、それが一番レイモンドの幸せを助けるのだろう。 だからこそ、チャーリーはレイモンドを施設に戻すことに賛同し、自分はたまに訪問する選択をしたのだろう。


そして、この過程でチャーリーは亡き父の意思と愛を感じ取ることができた。


チャーリーの安全のためにレイモンドを施設に入れること。 そして、その存在を隠し、チャーリーに負担を感じさせないようにしたこと。それは16歳で家を飛び出し、音信不通となった息子チャーリーへの愛。

そして、レイモンドの障害を理解し、適切な施設にいれたこと。定期的に会い、自分の死後はレイモンドの生活の憂いがないように手配をしたこと。それが手放した息子レイモンドへの愛。

父は見事に二人の息子への愛の形を示した。


この映画でダスティン・ホフマンはアカデミー主演男優賞を受賞。納得の演技です。



泣ける度 50%。 離れていても兄弟は兄弟。






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