2014年2月18日火曜日

孤独はだれの上にもおりてくる、『メゾン・ド・ヒミコ』(2005年)。

いまさら、『メゾン・ド・ヒミコ』。これが意外と面白く、楽しく、しみじみと切なくなりました。マイノリティとかゲイとかオカマとかそんなことよりも普通に人である孤独とかを切り取った映画として面白かったです。


内容をよく知らないままに観ました。それだけにいろいろと衝撃を受けたり、笑ったり、泣いたり、クスリとしたり・・・いい映画だったな、と。


『メゾン・ド・ヒミコ』概要。

「ジョゼと虎と魚たち」の監督・犬童一心と脚本・渡辺あやのコンビ作第2弾。ゲイの父親が家を出て、母は病死し、ひとりで暮らす沙織。彼女のもとに、ある日、父親の恋人である青年が訪ねてくる。青年は沙織に彼女の父親は癌で死期が近いことを告げ、父親が経営するゲイのための老人ホーム、メゾン・ド・ヒミコで働かないかと誘う。最初は借金返済のために手伝いを始めた沙織だったが……。
監督 犬童一心
製作年     2005年
製作国     日本
キャスト オダギリジョー、柴咲コウ、田中泯、西島秀俊、歌澤寅右衛門
◆youtubeで予告編を観る http://youtu.be/XbVwjjwUvUU
◆公式サイトを見る http://www.himiko-movie.com/



『メゾン・ド・ヒミコ』感想。

柴咲コウがとってもとっても魅力的でした。そして、もちろん、オダギリジョーも魅力的でした。西島秀俊もわけのわからん魅力を発していました。そして、ヒミコを演じた田中泯さんも怪しい、魅力を発していました。

そして画面を彩ったオカマさんたちもとりどりに魅力的でした。

彼らは多かれ少なくなれ性的にノーマルとして生きた過去があります、その中での人間関係のひずみが多かれ少なかれ彼らとその周囲に影を落としています。その影がヒロイン、柴咲コウとオダギリジョーを結び付けます。

それぞれにとって相手は「愛し、尊敬する恋人の娘」であり、「憎い父親の恋人」。

が、この二人は次第に惹かれあっていく。愛の対象とセックスの対象のズレによる可笑しさと悲しさ。

キスシーンがエロくてドキドキしました。おい、いけるのか!?って他人事ながら。

で、このセリフが続く。

さわりたいとこないんでしょ?

そういうことか・・・となんだかストーンと胸に落ちました。だからこそのキスシーンが延々と続くのか、と。心は愛している、でも、セックスの対象は、肉欲の対象は・・・違う。オダギリジョー演じる春彦はその悲しみと屈折を見事に表現しております。

それにしてオダギリジョーは美しい。周囲にいるおじさま方がいささか濃ゆい方たちばかりなので、よりその清冽な美しさが際立ちましたな~。 後ろ姿も美しい。半裸姿も美しい。俯いたまなざしの美しさときたら・・・!

それに対して、 柴咲コウはややふてくされた強い女の子を演じていますが、それですらかわいく見えるーーーー!


なんていうんでしょうか。

ああ、これって映画だよね、という感じの映画でした。ゆるーい、ゆるい雰囲気が漂う中で繰り広げられる人間の姿、という感じ。ある種のファンタジーの世界ですな。



泣ける度
 50%。
 愛の形はいろいろ。





それにしても腐女子としてはオダジョーと西島秀俊のカップリングに萌えそうになりました(脳内カップリング)。


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