2014年1月18日土曜日

砂漠に散った愛、新しく燃える愛、『イングリッシュ・ペイシェント』(1996年)。

個人的に好きな映画ランキングなるものを作成しますと必ず、この映画は上位に入ってきます。お気に入りの俳優であるレイフ・ファインズが人妻に執着する考古学者を演じた『イングリッシュ・ペイシェント』。




レイフ・ファインズファンとしては人妻キャサリンを演じるキャサリン・スコット・トーマスに憧れの眼差しを・・・「ああ、わたしがキャサリンになりたひ・・・」と何度ハンカチをかみ締めたことでしょう。ああ、レイフ・ファインズの眼差しの美しさ、執着、燃える炎、全てが何の関係もないイチ日本人のわたしを悶えさせました。



しかも、キャサリンの夫はこれまた、わたしが大好きな俳優、コリン・ファース!!!悶えます、これが悶えずにいられようか!!!!

コリン・ファースを夫に持ち、レイフ・ファインズを愛人とする・・・

ああ、わたしの欲望の形が全て詰まっているわ・・・うっとり。


彼を見ているといつでも悶えるぜ! コリン・ファース。


第二次世界大戦下の、北アフリカを舞台にした作品。撃墜されたイギリスの飛行機から、全身に火傷を負った男が助け出された。記憶を失っていたために“英国人の患者”と呼ばれることになった彼は、収容された野戦病院で看護婦ハナの介護を受け、少しずつその記憶を回想する。それは人妻との、砂漠での熱狂的な恋の物語だった……。
監督アンソニー・ミンゲラ
原題 The English Patient
製作年 1996年
製作国 アメリカ
キャスト レイフ・ファインズ、ジュリエット・ビノシュ、ウィレム・デフォー、クリスティン・スコット・トーマス、コリン・ファース
◆youtubeで予告編を観る http://youtu.be/2MRB4_XqfSM

基本的に話は淡々と進みます。

その中で綴られる人妻との燃えるような恋。そして、もう一方では傷ついた看護婦ハナ(ジュリエット・ビノシュ)とインド人キップ(ナビーン・アンドリュース)の恋が綴られます。が、個人的にはハナとキップの話は添え物で、アルマシー(レイフ・ファインズ)とキャサリンの恋に心を奪われました。

これは受け手によって異なるでしょうね、どちらに感情移入するのか。


とはいえ、基本的には残酷なお話です。御伽噺のように恋が完璧に実ることはありません。

恋の残酷さ、エゴイズム、身勝手さを余すところなく描いています。人妻キャサリンのあり方に特にそれを感じました。二人の男を翻弄した魅惑的な人妻、キャサリンに。

キャサリンは夫も愛しているのでしょう、家族としてか、夫としてか、友人としてか、情熱的な恋人としてか知りませんが、夫のことも愛しています。が、そこへアルマシーという情熱的で見目麗しい男があらわれ、たちまちのうちに激しい恋と官能の渦に巻き込まれます。それでも、彼女は夫を愛しています。

恋の残酷さ。女の残酷さ。

でも、それは美人の人妻だからこそできるのーと悶えてしまいました。このキャサリンに悪感情を抱く人は多いのではないのかしら?でも、同じ女として、こういう女っているよね・・・となんだか妙にしんみりとしました。

そういう意味でキャサリンに裏切られた夫の苦悩、怒り、悲しみは察するに余りあります。キャサリンの最後は自業自得なのかもしれません。

それでも・・・

そう思わせ、惑わせ、考えさせるものがこの映画にはあります。


一方でハナに共感を抱く人は多いと思います。

戦争における不幸事に自暴自棄になりながらも健気で一途で、前を向く勇気のあるハナ。これはジュリエット・ビノシュでなければもっと感情移入できたのですが・・・わたしはジュリエット・ビノシュが女優としてそれほど好きではありません。なんでしょう・・・彼女の演技スタイルに違和感を感じてしまうんですねー(汗)。


さて、『イングリッシュ・ペイシェント』。

音楽も超良かったのですが、それ以上に映像の美しさは言うに及ばず。砂漠の美しさ、女体の美しさにハッとさせられました。その視点のありようにも。

そして、洞窟の「泳ぐ人」の壁画やハナとキップがクルクルと舞うシーン。

全てが美しく、ただただ美しく、何枚もの名画をみているよう。贅沢な気持になります。何よりも冒頭のシーンから引き込まれたねぁ~なんだろう、これは・・・と思っているうちにたちまちのうちにその世界観に魅せられたことを思い出します。



泣ける度
 70%。
 ただ、ただうっとりと堪能。




監督のアンソニー・ミンゲラは雄大な自然を美しく魅せることがうまかったように感じます。安らかに眠りについていることを願ってやみません。


amazonで『イングリッシュペイシェント』の作品をチェックする。



4 件のコメント:

  1. コリンの出演作品なのに、早送りし過ぎて、コリンのお顔しか見ていませんでしたー!前評価だと、コリンが情けない役?との事でしたので。良い映画、と教えて頂いたので、今晩じっくり観ます☆楽しみ~

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  2. コメントありがとうございます。コリン、情けない役というか、嫉妬に悶える夫の役で、その夫役にファンならば悶えること間違いなし!是非、感想を教えてくださいませ。

    返信削除
  3. こんにちは。

    この作品の撮影前の集合写真(?)を見た事がありますが、
    コリン・ファースの素敵なこと!
    ミスター・ダーシーそのものでした。本当に素敵でした。
    だから髪型を変え、大増量したのでしょう。
    それでも、1997年の英オブザーバー紙にアンドリュー・ビレン氏という人が書いた記事によると、
    「よくこんな声を耳にしたものだ。カーキのショートズボンからひょろっとした足を出しているレイフ・ファインズなんかの為に、ファースを捨てる
    ような女なんて誰もいないわよ、と」
    折角の努力も無駄のようでした。

    返信削除
    返信
    1. 匿名さん

      返信が遅くなり申し訳ありませんん!!
      コリン・ファース、ステキですよね。

      「よくこんな声を耳にしたものだ。カーキのショートズボンからひょろっとした足を出しているレイフ・ファインズなんかの為に、ファースを捨てる
      ような女なんて誰もいないわよ、と」

      なるほど・・・わたしは両者とも好きな俳優なので揺れる人妻の気持ちも分かるような気がしますが、そういう見方も分かるような気が。
      今回は本当に遅くなってごめんなさい。

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