2014年1月14日火曜日

大人の読書会、憧れるわ~『ジェイン・オースティンの読書会』(2007年)。

思っていたよりも良い作品でした。名作でも佳作でもないかもしれませんが、良い作品でオースティンファンなら楽しめるでしょう。




6人の登場人物が登場し、それぞれがオースティンの6つの長編についての読書会をします。それぞれの人生とオースティンの作品が微妙にシンクロし、少しずつ胸に迫ります。


個人的にはプルーディに感情移入しましたなぁ。彼女の性格がわたしに似ているなぁ、なんて思ったりします。


「高慢と偏見」などで知られる作家ジェイン・オースティンの小説を読んで感想を語り合う“読書会”に集った男女6人の人間模様を綴るヒューマン・ドラマ。恋愛、結婚、友情などそれぞれの悩みを抱える彼らが、オースティンの小説を通して自らの人生と向き合う姿をユーモアたっぷりに描き出す。メガホンを取るのは、「SAYURI」「若草物語」の脚本家で今回が長編監督デビューとなるロビン・スウィコード。
監督・脚本ロビン・スウィコード
原題 The Jane Austen Book Club
製作年 2007年
製作国 アメリカ
キャスト マリア・ベロ、ヒュー・ダンシー、エミリー・ブラント、キャシー・ベイカー、マギー・グレイス
◆公式サイト http://bd-dvd.sonypictures.jp/janeaustenbookclub/

それぞれに人生の転機を迎えた6人でジェイン・オースティンの読書会を開くことにしました。

独身ライフを謳歌する一方で犬を亡くし悲しむドッグプリーダー、その彼女が引っかけて(?)きたSF好き男、20年連れ添った夫に離婚を言い出された妻、その夫妻の間に生まれたゲイの娘、6度の離婚を繰り返した女性、母と夫との葛藤に悩む若く美しい高校教師。


オースティンの本を通して会話を交わす中で、お互いが抱える孤独、悩み、苦悩、葛藤を共有するような何かが芽生えてきます。もちろん、恋も芽生えてきます。だって、オースティンを扱っているんですから!

それにしてもアメリカ人というのは読書会と銘打って実にガチンコな会話をかわすんですね~。

日本人には出来ないことだわ。


最後は見事に大円満でおさまるところに全てがおさまった感じです。いささか出来すぎなほど。個人的にはプルーディと夫が微笑みあっていることに心が安堵しました。

プルーディは繊細さを色々な仮面で隠しているような気がします。その仮面が少しでも解放されるといいのですが。そして、プルーディの性格ではあの母親と相容れる部分を探すのは難しかったでしょうね・・・かわいそうなプルーディ、と思いました。


ただ、残念なのはオースティンの作品を知らない人にはやや理解しがたいかもしれません。wikipedeiaでチェックするか、もしくは時間に余裕があるようなら、下記の映像作品を観た後に観るとより内容が理解できるかもしれません。

わたしは本で言えば『高慢と偏見』しか読んでおりませんが、他の作品は基本的に映画とかで見ているので内容を抑えています。

『高慢と偏見』は何度も読んだのにもかかわらず、他の本は読んでいないことをちょっと恥ずかしく思いました。この機会に読んでみようかしらね~。それよりもわたしも読書会をしたいなぁ~なんて思いました。


冒頭に書いたように名作ではないかもしれませんが、ほのぼのとする作品でした。機会があればもう一度観たいと思います。



泣ける度
 50%。
 じんわりとじんわりと胸に染み入る。






参考メモ 映画で取り上げられたオースティンの作品とその映像化

映画で取り上げられた順 ※()内は映像化の際のタイトル

『エマ』、『マンスフィールドパーク』、『ノーサンガー・アビー(ノーサンガー僧院 )』、『自負と偏見』、『分別と多感』(いつか晴れた日に)、『説得』(説きふせられて)




尚、『高慢と偏見』に関しては上記で取り上げたキーラ・ナイトレイ主演の『プライドと偏見』よりも英国BBC製作の『高慢と偏見』のほうをオススメです。

その他の作品は下記でチェックしてくださいませ。


amazonでジェイン・オースティンの作品をチェックする。




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